KTS自由雲台その2

 ここのところ1〜2ヶ月くらいKTS自由雲台の記事をネット上で読み漁っていたので、スッカリ洗脳されてしまっていました。その中でも一番やられた記事は「増し締めしてもずれない」・・・いや〜この記事を読んでから絶対精密加工の自由雲台を買うんだ!と思ってしまいましたが・・・実際ずれるよ(←言っちゃった)というか、常識的に考えればわかったことなんだけどね。雲台が動くのは隙間があるから、固定するのは隙間をなくすから、そこから考えたら隙間をなくす分だけは絶対にズレるんですよ。

 だからといってKTSの自由雲台が悪いといっているわけではありません。ワタシの使っているペンタックスのカメラシステムだったら軽いのでスリックの安い自由雲台でも全然事足りるんですけど・・・でも、スリックの安い自由雲台を買っていたら三脚の脚に対して小さくて似合わないから絶対追加でKTSを買っていたでしょう。

 雲台、三脚とカメラより長く使うものです。今回のKTSの雲台も相当長く使うことでしょう。三脚はもらい物なので、そのうち軽量なカーボンの脚が欲しくなるでしょうけど、雲台にはなんら不満がありません。

 何度も書いていますが、KTSの自由雲台、期待が大きすぎた(ネット上の情報で煽られすぎた)ため、少しガッカリしていますが、モノとしてはちゃんと出来ています。ニュートラルな気持ちで購入した人はコストパフォーマンスと出来の良さでとても満足できる製品だと思います。なんといってもMADE IN JAPANですよ!